Interview 05 “誰かの頑張り”が
報われる場所をつくる
現場を支える部長の想い

部門マネジメント

N.Y.2017年入社 部長

映画館の副店長や配給会社を経てライフ&ワークデザインへ転職。店舗スタッフとして幅広い業務を経験したのち、店長として数年間店舗を率いる中で新店舗開業の責任者も務めた。現在は部長として複数店舗のマネジメントや事業戦略にも関わり、メンバーの成長に寄り添うコミュニケーションを心がけている。特技はたくさん食べること。(家族にフードファイターと言われるほど…!)

Q1.入社の決め手

「シェアオフィス」
という、新しい領域での
挑戦に惹かれた

当時は社会人として10年以上が経ち、同じ業界に長く勤めていたこともあり、これまでのキャリアを一度見つめ直したいと思っていました。ちょうどそのタイミングで組織の再編があり、私生活でも子どもが生まれるなど、環境が大きく変化していたことも転職を考えるきっかけでしたね。

一つの業界で専門性を高めるというよりは、親としても一人の社会人としても、もっと広くさまざまな世界を知っておきたいという想いがありました。そういった意味で、ビジネスエアポートの事業には魅力を感じましたし、これまで多くのスタッフをまとめてきた自分の経験を活かせる環境だと感じたんです。

「シェアオフィス」という業態は、当時まだ一般的でなかったこともあり、新しい領域に挑戦できる点にも惹かれましたね。名前は聞いたことがありましたが、具体的に何をしているのかはわからない状態で、応募して初めて知ったというのが正直なところです。

Q2.新たな挑戦

失敗からのスタート
二度目の経験でつかんだ
自信と成長

これまで何度か全社横断のプロジェクトリーダーを経験したことがあります。一度目は店長のときでしたが、これが全然上手くいかなくて。スケジュールを管理したり、メンバーにタスクを割り振って指示を出したりと見よう見まねでやってみたものの、一人で抱え込んでしまって処理しきれず、「人を動かして成果を出す」ということができませんでした。

二度目は部長になったタイミングです。始動する前に、社長や役員からプロジェクトの背景について説明を受けたのですが、そのとき「成果を出して欲しい」とはっきり言われて。プレッシャーを感じた半面、責任感が強く芽生えたことを覚えています。
今になって振り返ると、一度目のプロジェクトリーダーを務めたときは、「今」に視点が行き過ぎていて、どう進めてよいかが分からなくなっていたんだと思います。その後、新店開業で多くの人を巻き込みながら推進したり、マネジメントとしてさまざまな経験をしたりする中で、全体最適の視点から物事を判断できるようになっていきま
した。
だからこそ、二度目のリーダーを任されたときは、このゴールを目指したいならこうしたらいいんだ、この人にこう頼めばいいんだ、ということを自然とイメージしながら進めることができま
した。

Q3.乗り越えた、その時

未来を見据える視点
上司の言葉がきっかけに

部長に就任して最初に苦労したのが、視野の広さと視座の高さを変えること。店長のときは、どうしても目の前の問題を解決することに集中してしまっていましたが、部長になってからは、数か月後、半年後……と先を見据えながら、現状把握とゴールまでの道筋を考える必要があります。今と未来を行き来するみたいな感覚ですね。最初はどうすればその視点を持てるのか分からなかったのですが、上司や他の部長とやり取りを重ねる中で、少しずつ変わっていきました。

特に上司の存在は大きかったですね。「社会人になって一番尊敬できる上司です」って本人にも何回か伝えたことがあります(笑)。年齢は近いのに、常に先を行っているというか、考えの深さが自分とは違うなといつも感じていて。その上司から、「何かをやるときに“漠然と頑張る”ではなくて、見習いたい誰かを思い浮かべて、その人と自分がどう違うのかを探してみると、頑張る方向が具体的に見えてくる」ということを言われたんです。その考えは今も大事にしていますね。

Q4.部長のやりがい

一人ひとりの頑張りを
支える環境をつくる

部長としてのやりがいは、現場で頑張っているスタッフたちが少しずつ成長していく姿を見られること。悩んだり、壁にぶつかったりしながら、前に進もうとする姿勢に日々刺激を受けています。だからこそ、彼らが働きやすくなる環境づくりをしたいと心から思うのです。

そのために、現場でどんなことが起こっているのか、スタッフはどういう状況なのか、自分から情報を取りに行くことを強く意識しています。「もし自分が店長だったらこうするな」「そのお客さまにはこんなアプローチをするな」と店長と一緒になって、もしくはそれ以上に深く真剣に考え
ます。

また、会社方針を現場に浸透させていくことも、部長の役割のひとつです。
ただ一方的に指示を出して終わりにしてはいけないと思っているので、率直に「聞いてみてどう思う?」と質問することも多いですね。そのときは、フラットに意見交換するようにしています。こちらの意見に引っ張られるんじゃなくて、「私はこう思います」と自分の考えを伝えてくれる人も多い。そういったコミュニケーションを通じて、スタッフ自身の言動が変わっていき、個々の良さが発揮されると嬉しさを感じますね。

部門の舵を切る立場にいることは緊張感もありますが、今までになかった経験なので面白さもあります。自分よりも視座が高い人と話す機会も多いですし、今後はもっと経営者視点を身につけて、求められていることに応えていきたいと思っています。

Q5.あなたへのメッセージ

あなたがこれまでに培ってきた経験やスキルは、きっとここでも活かせると思います。私もまったくの異業種からの転職でしたが、「これまでやってきたこと」が強みになって、新しいキャリアにつながったんです。この会社は、社歴や年齢に関係なく手を挙げた人にチャンスをくれる場所。業界全体もまだ成長途中だからこそ、挑戦できるフィールドが広がっています。一緒にいろんな可能性を探していきましょう!

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